源氏物語は紫式部によって書かれた天皇家の親・子・孫 4代70数年に及ぶ大長編大河物語です。795首の和歌には主人公光源氏の栄耀栄華の中、人生に悩み苦しむ光源氏と彼の愛する家族や親近者達の日常の姿が歌われ、平安の世の雅な世界が映し出されております。
2007年茨城県天心記念五浦美術舘において、54帖からなる国宝「源氏物語絵巻」の美麗な料紙にしたためられた絵と詞書を題材に、王朝文化の雅の世界を大久保重美とStudio Glass GEMの生徒30人がそれぞれに描いたイメージで制作した作品による「源氏物語展」を開催致しました。
現在は、源氏物語研究会を立ち上げ和歌を中心に物語を読み解き、作品のデザインに活かすべく研究活動を行っております。
2007年 源氏物語展 会場風景
- 天心記念五浦美術舘
- 展示会場 1
- 展示会場 2
- 展示会場 3
- 展示会場 4
- 展示会場 5
- 展示会場 6
- 展示会場 7
作品例
- 第1帖 桐壺
- 第5帖 若紫
- 第14帖 澪漂
- 第18帖 松風
- 第25帖 蛍 その1
- 第25帖 蛍 その2
- 第26帖 常夏 その1
- 第26帖 常夏 その2
- 第27帖 篝火
- 第39帖 夕霧
- 第41帖 幻 (第36回日展入選)
- 第42帖 匂宮
- 第49帖 宿木
- 第52帖 蜻蛉